●パネルディスカッション
NPO法人 ネットワーク『地球村』代表 高木善之
一般社団法人『太陽経済の会』代表理事 山崎養世



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 さまざまなゲストと渡邉美樹がトークを交わす対談連載オークン・トーク。6月20日、両国国技館で開催された第23期定時株主総会の会場では、オークン・トーク・スペシャルが行われました。

 ゲストは『太陽経済の会』の山﨑さんとネットワーク『地球村』代表の高木さん。総会当日、会場で使われたエネルギーはすべてグリーン電力を使用しましたが、さらにその先の考えを渡邉さんは訴えました。
「確かにグリーン電力を買うこともひとつの方法ですが、北海道の農場で、風を利用した風力発電や、広い農地にソーラーパネルを敷き詰めて、クリーンなエネルギーを自分たちで作りたいと考えています。そのエネルギーで、ワタミグループが使う電力を賄えるようにしたいですね」(渡邉)
 それを受け、山﨑さんは太陽を使ったエネルギーが石油の代わりになっていくことの可能性を提言。
「今ある建物の上にソーラーパネルを敷くだけで、使用している電力の3割が賄える。まして広い草原に敷けば、日本は石油や天然ガスなどはまったく必要がなくなり、輸入しなくてもよくなります」(山崎)
「ともかく地球に対して悪い影響を与えないために、何ができるのかを一生懸命考えています」と渡邉さんが語ったように、電気使用量の大幅削減、自然に配慮した有機農業の継続など、ワタミグループの環境への取り組みはさまざま。その取り組みの中のひとつ、店舗での割り箸の廃止に大きな影響を与えたという高木さんは、間伐材を利用した割り箸の現状を語ってくれました。
「割り箸は間伐材の有効利用という話がありますが、実際にはたった2%。実はほとんどが中国からの輸入で、それが中国の森林伐破壊の原因にひとつとされ、2年後には輸出を停止する言われています。ですから皆さんぜひ、マイ箸を持ち歩いてほしいと思います」(高木)
 個人や企業それぞれができることを少しずつでも行動する。その積み重ねこそが地球環境を守る最短距離だと、再確認したディスカッションとなったのではないでしょうか。